こどもニュージーランド 親子留学プログラム
こどもニュージーランド ママさん座談会

華子さんインタビュー 【第1話/華子さんの生い立ち】

華子さんインタビュー 第1話 hd

こどもニュージーランドインタビュー第7回は、雑誌「たまごクラブ」や「ひよこクラブ」でもご活躍されているイラストレーター、クルーロウ華子さん(Hanako Clulow)にお話を伺いました。

これから4話にわたり、華子さんからニュージーランドでイラストレーターとしての活動やお仕事などのお話をお伺いしていきます。

華子さんの生い立ちを教えてください。

私は、埼玉県で3人兄妹の次女として生まれました。4歳上の姉と母方の祖母や叔父たちの影響で、小さな頃から絵を描くこと、物を作ること、音楽を聴いたり、奏でたりすることに傾倒して育ちました。

また、3歳の時に、1年半年ほど、カルチャーセンターの英会話を習い、楽しかったこともあって小さい時から英語も好きでした。

母方の祖母は何でも自分で作ってしまう人で、お婆ちゃんの家に行くたびに手作りのぬいぐるみやおもちゃ、洋服などを目にしたり、もらったりしていました。祖母と同居していた叔父さん(お婆ちゃんの長男)は、業界では名の通ったグラフィックデザイナーで、彼が手がけたポスター、アート作品など家の至る所に飾ってありました。それらも私が感化された一つだと思います。

少女漫画も大好きで、読むことだけでなく、そのうち自分で物語りを作り漫画を描き始めたりしていました。小・中学校の夏休みなどは、毎日のように部屋にこもってほぼ一日中絵を描いたり音楽を聴いたりしていました。そのうち音楽も聴くだけでは満足できなくなり、家にあったオルガンを独学で弾き始め、自分でメロディーを作って演奏したりと、何か自分でオリジナルのものを作るのが好きな幼少期だったように思います。

高校3年生になり、進路を考えはじめ、姉が通っていた美大に私も行こうと思っていたのですが、予備校で自分のデッサン力の無さに愕然とさせられました。グラフィックデザインのクラスなどではいい成績だったのですが、いざデッサンになると評価がガクッと落ちるのです。

華子さんインタビュー 第1話 4

そこで、自分は日本の美大には向いていないし、才能がないのだと思い、受験する前に方向転換をしたのです。その転換先がアートと同じくらいに大好きな音楽で、当時バイブルのように読んでいた音楽雑誌の編集者にいつか自分もなりたいと思い始めたのです。

洋楽が好きだったので、英語が話せる編集者になるという決意で、高校卒業と同時にアイルランドの首都ダブリンに語学留学をしました。

当時、自分が好きだった音楽のルーツがほとんどアイルランドやイギリスだったこともあり、”一体何でアイルランドという国からこんな音楽が出てくるんだろう?それをどうしても知りたい!”という探究心からでした。

一旦ここで、私的にはアートという道に区切りをつけたつもりでしたが、、留学2年目に入った地元の専門学校では、なんとなくの流れでデザインのコースをやっていました。

華子さんインタビュー 第1話 5

しかし日本に戻ってから、音楽雑誌の編集者になる夢は、アメリカの同時多発テロをきっかけに、少しづつ薄らいでいきました。今でもテレビの生中継中に、2台目の飛行機が貿易センタービルに突入したのを見て、大きな衝撃を受けたのを覚えています。

その後、繰り広げられるイラク戦争の様子を見て、”人はどうしてテロリストになるのか?憎しみの連鎖で、将来テロリストになるかもしれない子供たちを、どうしたら救うことができるのだろうか?”という問いかけが私の頭の中をいっぱいにしていました。

当時、音楽も好きで自分のバンド活動も楽しんでいた傍ら、これから自分はどうしたいのか、と悩み始めていた時に、児童心理学に出会いました。子供は未来の社会を作っていく。だから子供のサポートを様々な面からしていくことが良い社会を築く一歩になる、だからその手助けがしたい!と思ったのです。

華子さんインタビュー 第1話 2

この頃から、私の中で子供に関わる何かが動き始めたんだと思います。

そして、大学で心理学を勉強する為、今度はイギリスに渡りました。そこで今の主人に出会い、イラストレーターという仕事も始めるわけです。

(第2話へつづく)

初めて華子さんのイラストを見た時、何とも言えない可愛らしい絵と色使い、どうしても目に留まってしまう絵本の雰囲気に「うわぁ〜この絵好き〜♪」と思いました。
何だか、自分が子供のように絵本を選ぶ時の気持ちっというか、素直に可愛いからもっと見たい!という気持ちです。

そう思うと、絵本を手にする時って、絵がとても重要な気がします。
自分が好きな絵か嫌いな絵か。。。

大人になってたくさんある絵本の中で選ぶものは、「少しでも子供には何か学ばせたいから、内容のいいもの」という目線になっていたと思うのですが、特にまだ文字が読めない子供は、絵を見て選びます。

華子さんの絵は「絵心」という言葉があるように、「絵で心をとらえる、とらえられた!」まさにそんなイラストでした。

華子さんインタビュー 第1話 3

お話を聞いて、幼少期からいろいろな絵や音楽の芸術に触れて、そして華子さんのインスピレーションや創造力がこの絵心をつかむイラストになっているのだと感じました。

次回の第2話は、華子さんが「イラストレーターの仕事をはじめた理由」のお話を伺いしました。音楽からアートの世界に、そして心理学の世界へと!そこからどうしてイラストレーターという仕事をするようになったのか!どうぞお楽しみに!

たかさん