第13回のインタビューは、soul navigator (ソウルナビゲーター)として、ご活躍されている畝森千恵子さんにお話を伺いました。
これから全3話にわたり、様々なセラピーやヒーリングカウンセラーのコンサルティングとしての活動などのお話をお伺いしていきます。
千恵子さんの生い立ちを教えてください。
私は、両親と祖母、10歳年上の姉、兄がいる家庭に末っ子として長野県で誕生しました。
家にはお仏壇と神棚があり、幼い頃から何故か私のお気に入りの部屋は、家の中の1番奥にある少し薄暗いお仏壇の間でした。ロウソクとお線香をつけ、鐘をならしお仏壇に手を合わせて、お仏壇の備品を隅々までじっくりと眺めるのが最高の楽しみでした。
祖母に連れられてのお散歩では、よく近くの神社に行き、石の上で草をすりつぶした草団子を神様にお供えしていました。これが私のままごとでしたね(笑)。
兄が建築士、姉は絵画が好きなこともあり、物心ついた頃から家にはたくさんの美術全集がありました。私はそれらを眺めながら、絵から感じるいろいろなパワーを感じたり、妄想したり・・・
美術の先生に描いた絵を褒められることも多かったので、ますますアートという世界に惹かれていきました。
しかし大学では、美大は選ばず経済学部に行きました。
大学を卒業してからは、芸能プロダクションの経理や雑務、ファッション雑誌や料理本の編集・ライター、建築の業界新聞の記者などを経験し、転職する時は、バックパッカーとなって海外旅行に行くことが楽しみでしたね。
ある年、少し長めのアメリカ・カナダ放浪の旅から帰ると住むところもなく浦島太郎状態。そこで、外国人ゲストハウスに身を寄せ、出逢ったのが現在の夫でした。
ニュージーランドに来られたきっかけは何ですか?
きっかけは、3・11ですね。
海外移住は、前々から考えていたのですが、なかなか実現せず諦めかけていた時にあの出来事が起きました。
夫はその時、マレーシアのクアラルンプールに赴任していて、すぐに東京にいる私と息子をよび寄せてくれました。
当時小学6年生の息子を連れてマレーシアと日本を何度も行き来して大変だったことを覚えています。
私はこれを機に「どこかに移住しようよ!」と夫に何度も口説いたり脅したり!?し続けた結果、夫に「一度、ニュージーランドに行ってみたい。視察旅行に行こう!」と言ってもらえました。
実際に夫がニュージーランドを見て、移住の決断をすると、それからというもの、こんなラッキーを人生の中で体験したことがないというほど順風満帆すぎる幸運が続き、準備期間たった1か月で日本を去ることになりました。
(第2話へつづく)
スピリチュアルな世界。興味はあるのですが何だかちょっと怖い。。。そんな感じがしていました。
インタビューをする時、アートセラピーを受けている時、何だか千恵子さんに私を見透かされているようで。。。
だけど、千恵子さんの目がとてもキラキラしていたんですよね。
「人生ってホントに楽しいんだから!!」と言っているみたいに、パワーが溢れていました。
セラピストは、悲しくて悩んでいるお客様が多いと思うので、話を聞けば聞くほど、自分自身も滅入ってしまうような気もしますが、千恵子さんの全身からあふれるパワーがその悩みも吹き飛ばしてくれそうです。
しかし、アートセラピーをしてもらっている時は、真剣な顔をして私の性格や不安なことなど正確に当てていきます!!!これには、ビックリしました!
私が何気なく書いた絵には、いろいろなメッセージや自分では気づかない潜在意識の不安などが隠されているようです。
それを千恵子さんが感じる言葉で、ゆっくりと私に話してくれました。
そんな仕事ぶりを見て、ただパワー全開ではなく、そのパワーを上手に動かしているような、そんな気がしました。
アートセラピーを初めて受けたのですが、自分を見つめ直すいい機会になり、充実した時間となりました。
もしアートセラピーを受けてみたいという方は、7月2日(月)に行われるこどもニュージーランドの「ママさん座談会」と「アートセラピー体験」のイベントコラボを開催させていただきますので、お気軽にご参加くださいね。
詳細は、こちらのイベントページをご参照ください。
さて次回の第2話は、千恵子さんがスピリチュアルな世界にどうして興味を持ったのか?移住先のニュージーランドでの活動のお話などを伺いました。どうぞお楽しみに!