こどもニュージーランド 親子留学プログラム

めぐみ先生インタビュー 【第4話/「KANADE Japanese Choir Auckland」の今後】

めぐみ先生インタビュー 第4話 ヘッダー

いよいよ第4話、最終話となってしまいました。
新しいことを挑戦し続けているめぐみ先生。12月のコンサートに向けての思いや今後についてお話をしていただきました。

「KANADE Japanese Choir Auckland」の今後を教えてください。

2016年12月11日(日)に、Mt. Eden Village Churchにて、KANADE Japanese Choir Auckland 第1期生のメンバーによるコンサートを企画しており、ただいま一生懸命リハーサルに取り組んでいます。

KANADEの子供達にとって初めての「演奏会」。ひとつ出演したら、自分の出番は終わり。ではなく、最初から最後まで出突っ張り、といいますか、演奏会を作り上げるのは他でもない自分たち自身、という経験は、音楽会形式ならではのことだと思います。
緊張感、達成感、音楽に包まれる、という例えようのない温かさ、など様々な気持ちを感じることのできる素晴らしい時間になるよう、その過程から本番に至るまで、丁寧に仕上げていきたいと思っています。

このコンサートでは、各クラスでの合唱と合奏の発表はもちろん、4歳から13歳までが一緒に歌う曲、さらに、保護者の皆さんがKANADEの子供達と一緒に舞台で歌う「KANADE Play In」で演奏会のおおとりを飾ります。

お父さん、お母さんの声を横で聞きながら一緒に歌う経験は、子供達にとって、温かく、忘れられない一生の思い出になると同時に、保護者の皆さん自身も大人になってからでは「舞台に立つ」という経験はなかなかできませんので、この機会を存分に味わい、楽しんでほしいと思います。

コンサートが終わったら、長い夏休みに入りますが2017年は第2期生を募集し、2月から開講できればと考えています。KANADEから音楽の楽しさ、歌のすばらしさ、日本語の美しさが伝わり、その輪がオークランド中に明るく、生き生きと広がっていったら嬉しいです。そして、ゆくゆくは、大人の混声四部合唱も指導したい、というのが今の野望(笑)です。
‟日常に音楽を”、豊かな色彩が広がる世界を子供達に、そして、人生をより楽しむための音楽を大人の皆さんに。初心をいつも胸に抱き、笑顔溢れる毎日を送れるよう頑張っていきます!

「KANADE Japanese Choir Auckland」のウェブサイトはこちらから

(めぐみ先生インタビュー、おわり)

めぐみ先生インタビュー 第4話 2

インタビューを終えた私の感想

めぐみさんと初めて知り合ったのは、「ワイタケレ日本語補習校」の時に、息子が幼稚部で入園したときでした。第一印象は、端麗で声が良く通る方だと思いました。今回のインタビューで、「やっぱり!音楽のプロだったんだぁ〜!」と思いましたね。とてもキレイな方なのに、時にはお茶目にケラケラ笑う笑顔がとてもフレンドリー。いいなぁー、小さい時にこんなかわいい先生に教えてもらったら、きっと音楽は好きになってただろうなぁ~なんて思います。

日本語の先生もされていただけあって、子供への接し方や教え方、伝え方はとても上手です。とてもキラキラと輝いてる先生に教えてもらうと、きっとそのパワーがうつって子ども達もキラキラと輝けるに違いない!なんて思わせてくれます。

インタビューを終了し、音楽は、ただ音を楽しむだけではなく、人生を豊かにさせてくれる一つのものと気づきました。そして、音楽って小さい頃にやらなかったとしても今からでも出来るんですね!私も大きな声で歌う事、昔は好きだったけど、カラオケもなかなか行けないこの国に来て、久しぶりに歌いたくなりました。

めぐみ先生の「ゆくゆくは、大人の混声四部合唱も指導したい!」という野望に、ぜひ私もいつか参加できればいいなぁ〜と思っています。

聞き手/佐井貴子(こどもニュージーランド)