たかが色ぬり、されど色ぬり。
色ぬりは子どもだけのものと思っていませんか?
実は大人向け色ぬり関連本が本屋では近年ベストセラーの常連になっているとのこと。
Whitcoullsのマネージャーも人気過ぎて在庫がすぐなくなると話しています。
ANZ Bank、WesfarmersやBupaなどストレス解消を狙って従業員に色ぬりさせる会社もあるとか。
ある神経心理学者によるとシンプルな色ぬりには脳の働きをベータ波からリラックスしてる状態のアルファ波に変え、冷静にバランスよく業務をこなせるようになる働きがあるとのこと。
色ぬりにはひとを静かな気持ちにし、リラックスさせ、脳を健康にする楽しさがあるようです。
私の個人的な経験では娘のトーマスのぬりえを手伝ううちにけっこう本気で色ぬりが楽しくなってきて。でも早くほかのページに行きたい彼女に妨害され、余計ストレスを感じたようなことがありました。
ちなみにあのエルメスもぬりえ本を発売したとのこと。
お値段なんと2万円近く!
オークランドのBotany Libraryでは毎月第四金曜日の朝に色ぬりイベントを開催しています。
材料や素材は提供してくれるので、身ひとつで行けばいいそうです。でも大人のための色ぬりなのでお子様連れはだめとのこと。
育児に疲れ、やさぐれた1日の終わり、子どもに内緒でちょっと色鉛筆を出して色ぬりしてみてはいかがですか?
執筆/Akiko