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自分の子どもがアレルギーかも?と思ったら

自分の子どもがアレルギーかも?と思ったら
アレルギーサポートニュージーランドはアレルギーやアレルギー状態を抱えるニュージーランドに住む人のためのFacebook上のクローズドグループです。

もともとはアレルギーを持つ子の親へのサポートから始まりましたが、現在では3,000人以上のメンバーが所属しています。
アクティブなコミュニティーで、毎日色々な話題がのぼっています。例えば、アレルギーと栄養管理、アレルギーに対応した買い物、○○が入ってない代替レシピアイディア、アナフィラキシーと安いエピペンの探し方など。
アレルギー、エクスマや黄色ブドウ球菌対策について、学校、キンディ、同僚にどう話し、理解を得たらよいか、グループ内では有効な会話例などを見ることもできます。

ここ最近でアレルギーサポートニュージーランドの管理者がよく話題に上ると考えているテーマが、医療を受ける機会、正確に診断してもらえるかどうかの問題、現在進行中のアレルギーサポート、ニュージーランド人への啓蒙です。ニュージーランドではアレルギー専門家が不足しているため、診てもらえる機会が不足しています。国内の多くの地域ではアレルギーの専門家が皆無で、誰もがオークランドのような大都市に行ってプライベートなコンサルティングを受ける金銭的余裕がないのが現状です。メンバーの中には実証されてない代替療法に走るひともいます。

大抵のアレルギー患者はまずGPを訪れます。有能なGPもいらっしゃいますが、残念ながら誤診されたり、専門医への紹介を拒否され、後に深刻な症状が出てしまったという話があとを絶ちません。
ほかの懸念としては患者が受けるアドバイスに一貫性がないことが挙げられます、例えば、エクスマの対処方法などです。初期の診断、治療をしていれば状況は大分違っていたはずなのに、多くの家族がクリームを何回も処方され、深刻なエクスマにはまったく効果がないとか、あとになって食物または環境アレルギーが原因だったとわかることも少なくないのです。
たとえアレルギーだと診断されても、多くのメンバーはどうアレルギーに対応していけばいいのか、アレルギー食品を避け、サポートを受けるにはどうすればいいのか情報もなく、孤立した状態に陥っていました。

私自身も夫もアレルギーとはまったく無関係だったのですが、第一子のひどいエクスマがどうやら、私が摂取した乳製品から母乳を経て原因になっているようだと気づきました。そこで乳製品を使っていないチョコレートのブランドとか、今夜はキッシュを作りたいけど乳製品を使ってないパイ生地はどこで買えるのかとか、敏感肌の娘用に手作りできる日焼け止めのレシピなど、リアルタイムで他のメンバーのアイディアや意見をもらうことができ、何度助けられたかわかりません。

アレルギーサポートニュージーランドのコンテンツを閲覧/投稿するにはFacebookアカウントが必要になります。興味がある方は
https://www.facebook.com/groups/allergysupportnz/ にアクセスして、管理者から参加の許可をもらってください。

またこれはプライベートなグループなので、メンバーのプライバシーを尊重して、名前、画像や特定の情報をコピーすることは控えてくださいね。

執筆/Akiko