最終話の第3話は、「これから移住を希望される方へのアドバイス」そして「サリーさんのお仕事の今後と夢」のお話を伺いました。
これから移住される方や永住権を取得しようとされている方々へのアドバイスをお願いします。
ここ最近は、永住権取得が難しくなった、移住が難しくなったと語られることが多いのですが、しっかり国の動向を見守っていれば、どういった論理で移民法が改訂されているかが見えてきます。
移民には、ニュージーランドで仕事を始めたことがきっかけで移住する方や、計画的に移住を試みる方などがいらっしゃいます。
どちらが良いか悪いかではないのですが、現行の移民法が「ニュージーランドで仕事を始めたことがきっかけで移住する方」を有利に作られているような気がします。
例えば、ニュージーランドの大学を卒業し、ニュージーランドでの就職活動を経た上で就職をし、それなりの成果を収められるような人をキープするための移民法です。
ということは、私どもでニュージーランドが必要としていると思われる人材を把握し、
どの分野へなら進んでいけるのかをしっかり分析し、ゴールを設定することで移住への道筋が見えてきます。
常に自分のスキルや出来ることに注意を払い、ニュージーランドの動向を捉えながら行動してみて下さい。
後は、就職活動時には永住権の規定を常に頭に入れて 仕事内容や年収の交渉を進めて下さいね。
お仕事の今後や夢について教えてください。
一番信頼されるビザアドバイザーになることが目標です。
また近い将来には、ビザアドバイス業務だけには留まらず、移住サポート業務も行う会社にしていきたいと思います。
移住サポートに関しては、ニュージーランドに来たばかりの方々に、一日でも早く自分たちで生活の基盤を作れる様なサポートをしていきたいと思います。
今回のインタビューをさせていただいた、三浦サリー(紗里衣)さんの
Power In Numbers(パワーインナンバーズ)通称PIN(ピン)のウェブサイトはこちらから
https://powerinnumbersltd.amebaownd.com/
(おわり)
私は、「こどもニュージーランド」のお仕事を通して、ご家族でニュージーランドにやってきて永住権やワークビザなどの取得に向けてご質問を受けることがあります。
しかし移民法がどんどん改定されるため、私たち移住者も良く分かっていません。
こうしてサリーさんのように、ご自身で家族を持ち、将来の取得ビザのために日本語で話せるのは、精神的にも有難く心強いのではないでしょうか。
私がニュージーランドの永住権を取得しようと決意したのは、「子どもには、お金という財産は残してあげれないけど、永住権と英語を話せるという財産は残してあげられる」と思ったからです。
私たち日本人にとってビザを取得するということは人生の大きな選択肢の一つです。
自分たちの将来のために、子供の将来のために、いろいろなバックグランドがあって大きな決意をしてやってきます。
きっとサリーさんは、その決意を応援してくださり、背中を押してくれることでしょう。
今回のインタビューでは、サリーさんからニュージーランドの移住の「今」を教えていただき、今後ますます増えてくるであろう移民についても考えるいい機会となりました。
楽しい話をどうもありがとうございました。
たかさん♀