「ひまわり保育室」の今後について教えてください。
大きな夢は、「ひまわり保育室」の建物をつくり、毎日クラスが開催できるといいですね。
現在各クラスでは、二人体制の先生で授業を行っています。
それは、「いつも同じ保育」が出来るようにするためです。
どの先生が急に休んだとしても、もう一人の先生が、同じ保育をする事が出来るので、子ども達はいつもと同じ雰囲気の中で保育を受ける事ができます。そういった「いつも同じ雰囲気で安心できる保育」が出来るように、これからも心がけていきたいです。
これから経営される方にアドバイスはありますか?
「お金は後から付いてくるから、やりたい事を頑張ってやればいいんだよ!」 とアドバイスをしたいですね。
私には心の支えとなっているバイブルの様な本が二冊あります。
その中の一つが「FREEDOM」という高橋歩さんの本です。
ある日、ひまわり保育室を大きくするか悩んでいた時に、この本を開き、出た言葉がこれでした。
「まずは、やりたいことをやり始めることだ。それをどうやって金につなげるかは、やりながら考えればいい」。
この言葉を見て、何かインスピレーションのようなものがあり、「よし!やってみよう!」と、思ったことを今でもはっきりと覚えています。
経営者としては甘い考え方かもしれませんが、人生「やりたい事が出来る」ということは、「最強」だと思います。
その最強な事を一生懸命頑張っていれば、誰かが認めてくれ、応援してくれる人たちが必ず集まってきてくれます。
自分がやりたい事に向かって楽しんで、幸せであることを感じていれば、経営者としての必要な業務は、大きな問題ではないと思うのです。
実際、私が保育士としての情熱だけで、ここまでひまわり保育室を作り上げて来る事ができたのも、「理想」を大事にしてきたからかもしれません。
そしてもう一つは、自分の「夢」を周りの人たちに話すことも良いと思います。
そうしていると、助言をもらったり人に会わせてもらったりして、やりたい事が出来る可能性が広がります。
知識も大事ですが、いろいろな経験をして、たくさんのリーダーの方たちに会い、そして自分の考えも入れてオリジナルの「経営」を作ることも大事です。
これからも初心を忘れず、教育者としてまた経営者として頑張っていきます。
(美穂先生インタビュー、おわり)
高橋歩さんの本は、私も主人と世界一周旅行する前に手に取り、素晴らしい写真や彼の言葉の数々に背中を押された一人です。
「何かをやりたい!」と思ったときに、時間がない、お金がない、と考えないで、どうやったら出来るからを考えることを大切にしています。
そして、やりたい事ができるというのは、とても幸せな事で、美穂先生が話されていたとおり、「最強」なんだと思いました。
美穂先生が経営される「ひまわり保育室」はますますパワーアップして、これからも私たちママさんや通われるお子様にとって居心地の良い素敵な場所であり続けると思います。
ひまわり保育室の詳細はこちらのサイトをご覧ください。
聞き手/Takako(こどもニュージーランド)