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国子さんインタビュー 【第1話/管理栄養士になったきっかけ】

国子さんインタビュー 第1話 hd

第8回のインタビューは、腸(お腹)を元気にすることで、人が本来持つ元気を取り戻そう!をメインテーマに活動している、管理栄養士、腸心・へそ按腹セラピストの丸山国子さんにお話を伺いました。

これから全3話にわたり、国子さんからニュージーランドで管理栄養士としてのご活動やお仕事などのお話をお伺いしていきます。

国子さんの生い立ちを教えてください。

出身地は新潟県。子供時代は、「明日の私は今日より良くなっている!」と、不思議なくらい自信を持っていた子でした。

6人兄弟の2番目で、友達兄弟姉妹で、ごっこ遊びをよくやりましたね。
私は三蔵法師で西遊記ごっこ。(念仏を唱えていました!)笑
探検家ごっこ、遺跡探しごっこ、動物研究家ごっこ、などもよくやりました!もちろん私は、隊長でした!

家に居る時は、お勝手の梁から吊り下げられたブランコに乗りながら、蒸気の上がるお鍋を眺め、茹でたての野菜を食べたり、美味しい香りを吸い込むのが好きな、明日を夢見る、おしゃべりな食いしん坊でしたよ(笑)。

いつも、にぎやかな中にいたのですが、一人の時間も好きな子でしたね。山道を一人歩きながらも、空想にふけったり、話を作ったり、歌も作ってよく唄っていました。

野山を駆けまわり植物を集めることや、山菜は持ち帰り、残りは色水にしたりするのも、好きでしたね。

そんな自然の空気をいっぱい吸って、美味しいものを食べて楽しい毎日でした。

国子さんインタビュー 第1話 1

どうして管理栄養士を志したのですか?

特に栄養士を志していませんでしたが、何かのプロフェッショナルにはなりたい!と漠然と思っていました。そん中、食の道へ進む大きなきっかけになったのは、高校生時代の恩師から「食は心も良くする」という話を伺ったことです。
もちろん、食べることが大好きと言うのは大前提ですが、「食=美味しい=自分の好きなこと=心の幸せ」という考え方にも惹かれました。

東京家政大学に通い、そこでは教員と栄養士になるためのクラスを専攻しました。たまたま同級生が他のクラスの管理栄養士受験に必要な講義も受けていたので、興味本位で私も講義を受講ていました。よく勉強してました!笑

4年次に学内での就職ガイダンスがあり、気乗りしないまま参加。
そこで一番最後に紹介されたのが、将来の勤務先となる、(財) 朝日生命糖尿病研究所付属丸の内病院でした。

それまで私は大きな病院と縁のない生活を送っていたので、実際の病院食を見たことがなく、管理栄養士に接したこともありませんでした。初めての総合病院デビューは病院実習の時です。その経験から、私は絶対に病院では働かない!思っていました。

しかし、その先輩の勤務先は、私の経験とは違っており、患者さんは一日5食をアットホームな雰囲気の食堂で召し上がり、管理栄養士が毎食、献立の説明をする事、陶器での供食、病院食の大会で日本一を認められた!等の話を聞き、ワクワクしてきて、そこで働きたい!と、思い始めました。そして、何よりも糖尿病は食がお薬と同等に大事にされている事にも魅力を感じました。

倍率は高かったのですが、運よく就職内定を頂きました。そこでは管理栄養士の国家資格が必要でしたので、そこから必死で勉強をして合格しました。
実際、仕事を始めると、想像以上に素晴らしかった!でも、知らない事ばかりで、毎日が勉強でした。当時の私は、情熱と素直さが取り柄で、様々な分野の先生方、患者さんから色々教えて頂きました。とても恵まれていた10年間でした。今があるのは、あの時の若い私が頑張ってくれたお陰かしらと…。

(第2話へつづく)

国子さんとは、ある機関のボランティアスタッフとして一緒に働いていた頃に出会いました。
まだ、アメリカから移住したばかりの彼女でしたが、とても落ち着いていて、話していると、彼女の話すスピードに、またゆったりとした話し方に引き込まれたことを覚えています。

「話し方」ってとっても重要な気がします。
私は、大阪育ちでどうしても早口になり、どんどんしゃべりだすタイプです。もっとゆっくり話して、伝わる言い方をしないといけないと思うのですが、勝手に口がしゃべってしまうのです(困)。。。

国子さんの話し方は、言葉一つ一つ丁寧に話しているように感じるので、彼女の講義はとても聞きやすく分かりやすいのです。大事な言葉が素直にすうぅーっと心に入っていく感じです。

国子さんインタビュー 第1話 2

是非一度、国子さんの講義を聞いてもらうと良く分かりますよ!

次回の第2話は、国子さんの子育て体験談などのお話です。「あまりいいお母さんじなかったなぁ〜」と話す彼女。知識を使った食材選びで栄養面バッチシの子供の食事を作っていると思うのですが、、、そんなお話を伺いしました。どうぞお楽しみに!

たかさん