第2話は、よしえさんのHome-based educatorの具体的な起業の活動のお話などを伺いました。
Home-based educatorを起業したきっかけは何ですか?
私がニュージーランドに来た当初から主人に口酸っぱく言われていたことは「professionを見つけろ」ということでした。
ニュージーランドは移民にとても優しい国ですが、移民として働く上では即戦力になるスキルも何ももっていなければ、容赦なく「No」と言われるのが現状であると気づかされた私は自分のprofession探しをはじめるのでした。
子供が生まれてからの私は育児の楽しさにどんどん引き込まれていきました。純粋に子供がかわいくて仕方ないというのはもちろんですが、それに加えて子供の反応、どういったことを通して発達していくのか、言語はどうやって学んでいくのか等一つ一つが新鮮で感動して、子供の成長に携われる事に何よりの喜びと生きがいを感じるようになりました。
その興味は私を様々なParenting workshop(日本でいうと子育て教室でしょうか?)等に足を運ばせました。
そして、あるワークショップで現在私が登録している会社のスタッフと出会い、Home-based educatorについて色々話を聞いて「今私がやりたいことはこれだ!目標にするProfessionを見つけた!」と感じ、Educatorとして登録したのが始まりです。
加え、ニュージーランドに来て感動したのが、何歳であっても学び直せるところ。勉強したいことがあれば、また学校に行くのが当たり前で、(学力ありきですが)努力さえすればどんな職業に就くことも夢ではないという考え方も良い意味でカルチャーショックでした!
登録後は「自分でも新しい分野を切り開けるチャンスが巡ってきた」「もっと真剣に学んでみたい」と思い、学校に通い2016年Qualified Educatorの資格を取得しました。
よしえさんのHome-based Childcare(Mt Wellington方面)の連絡先を教えてください。
問い合わせ先:yoshiesato.kuddles@gmail.com(日本語•英語・韓国語対応可)
詳しい場所や料金等はお問い合わせください。
空き状況などはその時によって変動します。
前もってご連絡いただければ、空きがあり次第ご連絡差し上げます。
ご質問等ございましたらお気軽にお問い合わせください。
自分もHome-based educatorになりたい!という方も上記E-mailアドレスにぜひご連絡ください!
現在は、2歳以下のお子様は1名、5歳以下のお子様は2名まで枠があります。また、ECE 20hoursの補助金やWINZの補助金なども対応していますのでご興味のある方はお気軽にご連絡ください。
所属先URL
Every child is precious
(第3話へつづく)
よしえさんに、この仕事をしてきて良かったことや大変だったことを教えてもらいました。
良かったことは、様々な子供たちの成長を一つ一つ間近に見れ、可愛い時期をたっぷり堪能できることだそうです。それに加えて自分の子供たちも一緒に過ごし、お友達が来ることで思いやりの心や社交性、言葉遣いを学んでくれるとか。
たしかに、我が家は息子一人なので、兄弟がいないこともあり、ついつい面倒を見てしまうのでとっても甘えん坊です。
こういった環境に入ると、上の子が下の子のお世話をするシステムが自然と出来るようで、子供にとってもいろいろな学びがありそうです。
写真のように、各子供たちのポートフォリオがあり、親から離れてHome-basedで何をしているのかご覧になれます。
逆に大変なことは、物理的に手助けが無いことが時々大変になるそうです。
Educator1人に対して、子供は4人まで預かれるそうです。
ですので場合によっては、なかなか休憩できなかったり、ご飯を食べ損ねたり、よしえさんの場合は、営業、運営、雑務を一人でやっていることもあり、準備したい物ややりたい事が多い時は、時間がいくらあっても足りないとか。
これからは、そういった面も含めてもっとスキルアップしたい、と話してくれました。
さて次回の第3話は、よしえさんのやりがいや今後の夢などのお話を伺いました。
どうぞお楽しみに!
たかさん♀