こどもニュージーランド 親子留学プログラム

出産場所(病院・自宅)

出産場所(病院・自宅)

出産はミッドワイフ(助産婦)が主導で行います。
妊婦には様々な選択権が委ねられています。どこの病院で産みたいのか、自宅での出産を希望するのか、無痛分娩や水中での出産などの要望も可能です。また、立会いは必要です。

ひと言メモ

日本の出産とニュージーランドの出産のやり方がぜんぜん違うと聞いていたのですが、ほんとに違いました。
本当に普通のベッドの上での出産でした。お尻の下に水がしみこまないよう厚手の紙を引いてくれ、汚れたらそれを何度も変えるだけ。イキむ時に持つ棒などもないので、誰かの手(たぶんご主人になると思いますが)をしっかり握ってイキむしかない。私の場合は、主人だったんですが、かなり強く握っていたので、爪の痕がしっかり残っていました。
また、日本では便の排出してお産の進行をスムーズにするために浣腸をするようですが、もちろんしません。なのでイキみながら便が出てしまうこともあるようです。そういった場合は、普通にミッドワイフさんが下に引いている紙を無言で取り替えてくれるようです。
そして、会陰切開も私の場合はして欲しいと要望をあらかじめ出していたのですが、「ニュージーランドではしません」と言われたのでほんとに自然分娩でした。ミッドワイフさんによっては、会陰切開をしてくれる方もいるようですが、ほとんどがしてくれないようですね。そのため、私の場合、産後の回復に時間がかかりました。
へその緒は、主人がカットして、胎盤を持ち帰るかどうか聞かれました。ニュージーランドの原住民マオリの方たちは、持って帰って庭に植えるのが習慣だそうです。また、へその緒は、病院に入院していなかったので消毒もせず不安でしたが、勝手にしおれて落ちてしまいました。

私のエピソード

私の場合は、早めに出産した方が赤ちゃんにいいということで、予定日より2週間早めに出産しました。自然分娩ですが、何度も痛み止めを使うかどうか聞かれました。ニュージーランドでは、無痛分娩や帝王切開も主流です。どうやって出産したいかという希望をしっかり聞いてくれます。もちろん水中分娩も可能です。